2011年12月25日

Case050 戸田市・Y様

 借り入れ期間整理前債務額整理後債務額
プロミスH 2〜H22198万円−280万円
アコムH 6〜H2299万円−151万円
しんきんCH15〜H2268万円68万円

整理前合計債務額365万円毎月返済額8万円
整理後合計債務額−365万円毎月返済額0万円
           

〜代表司法書士松本からのコメント〜
Y様はもともと365万円の負債を負っていましたが、
債務整理の手続後は逆に365万円が返ってきた方です。

しんきんカードも利息の高い期間の借入もあるかと判断して
手続をしましたが、高い期間の借入はわずかでしたので、
大きく減ることはありませんでした。
しかし、プロミスとアコムから回収した過払い金を
しんきんカードの返済に回してもなお
365万円の過払い金が手元に残ったわけです。

手続にご満足いただいたY様には、
「ブログ読んでますよ。僕のケースも是非載せてください。」
とのお言葉をいただきました。

今年も残りわずかとなりました。
返済でお困りの方は今年中にご相談いただき、
新しいお気持ちで新年をお迎えいただければと思います。

※マイナスの表示は過払い金を取り返したことを表します。
posted by 司法書士松本 at 16:32 | 債務整理と過払い金の事例100撰

2011年11月14日

Case049 さいたま市・S様

 借り入れ期間整理前債務額整理後債務額
オリコH 5〜H2299万円−58万円
埼玉りそなH 5〜H2254万円45万円

整理前合計債務額153万円毎月返済額6万円
整理後合計債務額−13万円毎月返済額0万円


〜代表司法書士松本からのコメント〜
当初は150万円程負債があり、内50万円は銀行からの借入でした。
銀行からの借入は引き直し計算をしても減ることはありません。
また、オリコはたくさんの利息の異なる契約を抱えており、
手続開始時点で過払い金が発生するかは容易には分かりません。
オリコに思いのほか負債が残ってしまった場合を想定して、
念のため毎月3万円ずつご用意いただく形で手続をスタートしました。

後日、取引履歴が開示され、計算を進めると、
オリコには58万円の過払い金が発生していました。
結局裁判をして過払い金の全額を回収しました。

また、埼玉りそな銀行は、りそなカードという別会社に債権が移るのですが、
こちらの会社は、一括で返済できると言うと、一定割合で減額に応じてくれます。
今回も元金から2割カットして和解してくれました。

昔は、消費者金融も一括弁済の申し入れをすると
結構減額してくれた時代もあったのに、
そんな時代はもはや遠い昔の話でございます。

※マイナスの表示は過払い金を取り返したことを表します。
posted by 司法書士松本 at 09:58 | 債務整理と過払い金の事例100撰

2011年10月08日

Case048 さいたま市・N様

 借り入れ期間整理前債務額整理後債務額
アコムH 7〜H220万円−112万円
CFJH12〜H2261万円−317万円
エイワH16〜H200万円−25万円

整理前合計債務額61万円毎月返済額3万円
整理後合計債務額−454万円毎月返済額0万円
           

〜代表司法書士松本からのコメント〜
N様は、ご家族に内緒で借り入れをしてきた経緯があり、
信用情報に事故情報が記録されてしまうと
ご家族に知られてしまうかもしれないとの思いから、
取引履歴をご自身で取り寄せて、過払い金が発生していることを
確認してから手続を開始しました。

負債が残っている状態で債務整理手続を開始し、
結果過払い金が発生していて過払い金を回収した場合、
手続開始時点で事故情報を登録されても、
最終的にはその事故情報は削除されることになります。

結果的に全社過払い金が発生しており、無事回収することができましたが、
エイワは結局今回も差押で全額回収しました。

以前(と言っても2年くらい前の話ですが)は
訴訟をすると和解の話ができていたエイワも、
ここしばらくはすべて差押によって回収しています。
裁判で和解ができない会社は、差押をしても
結局口座にお金がなく空振りに終わるケースも多々あります。
しかし、エイワは全件全額回収できています。
エイワは裁判を経て差押が既定路線になっています。

※マイナスの表示は過払い金を取り返したことを表します。
posted by 司法書士松本 at 13:11 | 債務整理と過払い金の事例100撰

2011年09月06日

Case047 蕨市・M様

 借り入れ期間整理前債務額整理後債務額
エポスH14〜H2295万円60万円
武富士H15〜H22100万円55万円
レイクH15〜H2225万円−17万円
プロミスH15〜H2223万円1万円
ライフH15〜H2216万円−15万円
アコムH16〜H2230万円16万円

整理前合計債務額289万円毎月返済額9万円
整理後合計債務額100万円毎月返済額3万円


〜代表司法書士松本からのコメント〜
負債が残った4社のうち、プロミスとアコムは回収した過払い金で一括支払いし、
残りのエポスと武富士は分割払いになりました。
負債総額も毎月の支払いも大きく減りましたので、
債務整理としては成功なのですが、武富士には納得のいかない対応を取られました。

武富士は結局利息制限法に引き直して、元金で40万円程度の残高でしたが、
10%程度の利息を付けられて和解することになりました。
債務整理は、分割で支払いをする場合も利息は免除してもらうのが通常です。
利息まで払っていたら、またいつまでたっても支払いが終わらないため、
そこは貸金業者も折れてくれるわけです。
しかし、消費者金融の多くは過払い金の返還に追われて業績が悪いため、
この利息の免除が難しくなっています。

そのような対応を取られた場合、「放置する」という対抗手段もありますが、
後で裁判をされるとその放置した分の利息も要求されるため、
依頼人の不利益となる可能性が十分あります。

それらの事情を加味して、今回は和解をしましたが、
相手はあの「会社更生」をしている武富士です。
過払い金は3.3%しか返還しないくせに、
負債が残る場合は利息まで要求する、そんなどうしようもない会社です。
こんなどうしようもない消費者金融が少しずつ、でも確実に増えています。

※マイナスの表示は過払い金を取り返したことを表します。
posted by 司法書士松本 at 14:38 | 債務整理と過払い金の事例100撰

2011年08月19日

Case046 吉川市・K様

 借り入れ期間整理前債務額整理後債務額
エポスH 8〜H2320万円−25万円
プロミスH 8〜H130万円−44万円
レイクH 8〜H140万円−43万円
CFJH 9〜H130万円−44万円

整理前合計債務額20万円毎月返済額1万円
整理後合計債務額−156万円毎月返済額0万円


〜代表司法書士松本からのコメント〜
プロミス、レイク、CFJについてはかなり前に完済していましたが、
K様は今からでも回収できる過払い金があるのではと考え、
ご自身で取引履歴を取り寄せ、ご自身で過払い金の計算を行った上で
ご相談にお越しになりました。
面談の結果、現在でも借り入れがあるエポスカードも
平成8年頃から取引をしているということでしたので、
過払いになっていることが予想され、調査をすることになりました。

完済していた3社については、すぐに訴訟を提起し、時効の完成を阻止した上で、
約10年分の利息も含めて過払い金のほぼ全額を回収することができました。
また、エポスカードも予想通り過払い金が発生しており、全額を回収しました。

過払い金の時効は、最後に返済した時から10年です。
過去にそんな取引がなかったかよくよく思い出してみてください。

※マイナスの表示は過払い金を取り返したことを表します。
posted by 司法書士松本 at 08:39 | 債務整理と過払い金の事例100撰