2011年04月08日

Case031 所沢市・S様

 借り入れ期間整理前債務額整理後債務額
レイクH10〜H180万円−78万円

整理前合計債務額0万円毎月返済額0万円
整理後合計債務額−78万円毎月返済額0万円


〜代表司法書士松本からのコメント〜
レイク1社に対する過払い金の返還請求事件でした。
実際は他社にも負債があるということでしたが、
回収した過払い金によってそれらを完済したいとのことでした。

債務整理を行う場合、取引中の業者全てを対象にするのが原則です。
仮に1社から過払い金を回収した場合、その回収金を残った負債へ回すためです。

過去の事例として、次のような事例がありました。

過払いとなる業者のみに過払い金の返還請求を行い、回収した後、
その回収金額を自分の好きなことに使ってしまった方が相談にいらっしゃいました。

その方は他社にたくさんの負債があったのです。
通常ならば破産もあり得るような状況でしたが、それは簡単にはできません。

それは、過払い金を使い切ってしまったからです。

過払い金は一つの財産ですから、破産手続をするのであれば、
回収した過払い金は債権者に配当されるのが原則です。

その方は現在、毎月苦しいながらも支払いを続けています。
過払い金を負債に充てていれば、もっと楽な支払いができていたのです。

当事務所では、債務整理の相談において、手続をするしないに関わらず
すべての債務の状況をお聞きします。
中には、ブラックリストへの登録を気にされて、
過払い金の返還請求のみを希望される方も少なからずいらっしゃいます。
しかし、それでは本当の意味での「生活の再建」ができない場合は、
負債が残るものもすべて手続することを条件に受託することもあります。

結局、債務整理によって「生活の再建ができるか否か」が最も重要なのです。

S様は、レイクだけ手続をしても、
他の業者の負債を一括返済できるだけの過払い金が見込めました。
また、レイクの過払い金を回収する期間も、
他社に対して約定通り支払うことができる状態でした。
よって、ブラックリストに載りたくないというご希望に添うことができたのです。

回収した過払い金をお渡しする際、これで完済できると喜んでお帰りになりました。

※マイナスの表示は過払い金を取り返したことを表します。
posted by 司法書士松本 at 13:39 | 債務整理と過払い金の事例100撰