2011年02月25日

Case025 さいたま市・I様

 借り入れ期間整理前債務額整理後債務額
レイクH14〜H22116万円6万円
セディナH15〜H2233万円−9万円
オリコH15〜H2278万円45万円
ライフH15〜H22168万円142万円
スタッフィH18〜H2255万円 50万円

整理前合計債務額450万円毎月返済額23万円
整理後合計債務額234万円毎月返済額6万円


〜代表司法書士松本からのコメント〜
レイクは116万円もの借入金がありましたが、
取引期間が8年以上と長期に亘っていました。
そのため、100万円以上減額することができました。
セディナも過払い金を全額返金してきましたし、
オリコやライフも3年間の分割支払いに応じました。

概ね順調に手続は進みました。
しかし、I様の債権者には厄介な業者が含まれていました。
スタッフィ(ステーションファイナンス)です。

債権者の中には、常に一括支払いを要求してくる業者があります。
スタッフィはそういう業者の一つです。
I様についても同様の要求を続けてきました。
「一括で支払いをしないならば裁判を起こす」と訴訟をチラつかせ、
支払を強要します。

法律上許容される請求ではありますが、
債務整理の趣旨を没却するような債権者の態度には正直腹が立ちます。
主張できるものは主張するという対応はわからなくもないですが、
ケースに応じて分割払いの和解交渉に応じるなど、
金融業者としての社会的責任を果たしていただきたいと思います。

結局、I様については毎月の支払原資が比較的多かったこともあり、
数ヶ月間の積立によって、スタッフィに対して一括返済しました。
ただ、このような対応ができたたのは、分割払いの和解となった
オリコやライフなど他の債権者の理解があったからだとも言えます。

各業者が債務整理や過払い金の返還へどのように対応するのか、
業者毎に当然異なりますし、また同じ業者であっても対応が刻々と変化しています。
これらを日々の執務から的確に把握し、
依頼人各人の事件処理の方向性を常に検討しなければなりません。
債務整理がうまくいくかいかないかは、
事務所のこれまでの経験値が大きく影響する業務なのです。

※マイナスの表示は過払い金を取り返したことを表します。
posted by 司法書士松本 at 15:57 | 債務整理と過払い金の事例100撰