2012年03月29日

Case053 坂戸市・O様

 借り入れ期間整理前債務額整理後債務額
エポスH 7〜H2228万円−37万円
アイフルH 8〜H2230万円−156万円
レイクH 8〜H2241万円−140万円
武富士H 9〜H210万円−4万円

整理前合計債務額99万円毎月返済額4万円
整理後合計債務額−337万円毎月返済額0万円


〜代表司法書士松本からのコメント〜
O様はご相談にいらした際、
こちらで手続をしたエポス・アイフル・レイク・武富士の他に、
3社合計160万円のクレジットの支払いをしていました。
そして、O様はエポス等の4社の手続は希望するが、
クレジット3社についてはこのまま取引を継続したいとのご意向でした。

債務整理はすべての借入先に対して行うのが最善です。
これは現在の負債の支払いを全て止めることによって、
依頼人の家計から純粋に毎月返済に用意できる金額を算出し、
それに沿って計画的な返済計画を立てられること、
回収した過払い金を返済にあてることによって、
支払い額自体を減らすことが可能なためです。

お話を伺うとエポス・アイフル・レイク・武富士は
当職の経験上、全て過払い金が発生していそうな感じでした。
これら4社へは今後支払いをしなくてよくなるわけです。
O様は、これら4社への支払いがなくなれば、クレジット3社への支払いは
問題なくできるとのことでした。
最後にクレジット3社へ債務整理をした場合のメリットをご説明した上で、
それでもこれら3社との取引の継続を希望されましたので、
これら3社は債務整理を行いませんでした。

一部の借入先に対して債務整理を行わないことは可能ですが、
その場合は、十分に十分に検討しなければなりません。

O様は300万円以上の過払い金を取り返すことができましたので、
これでクレジット3社の支払いも全部終わらせることができるでしょう。

※マイナスの表示は過払い金を取り返したことを表します。
posted by 司法書士松本 at 11:46 | 債務整理と過払い金の事例100撰